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五月飾り形豆知識(其之十一)

前回は、内飾り(鎧・兜など)のしまう時のポイントを掲載させて頂きましたが、今回は外飾りである鯉のぼりのしまう時のポイントを掲載させて頂きます。

鯉のぼりは、よく干して湿気の少ない場所にしまって下さい。鯉のぼりが汚れて洗濯したい場合、手洗いで汚れた部分のみを洗うことをお薦め致します。洗い方としては、お風呂の浴槽にお台所用液体洗剤(漂白剤の入ってないもの)を入れてつけおき洗いをします。その後、水で鯉のぼりについた洗剤を軽く洗い落とし、干して乾かして下さい。金箔付き鯉のぼりは、こすると金箔が剥がれますので、こすらないで下さい。また、水につけると多少金箔が浮きますが、実用上問題はありません。汚れの目立たない場合は、洗わずに良く干しておしまい下さい。

※注意:家庭用のドライクリーニング洗剤の使用はおやめください。

そして、ドライクリーニングは、口輪の破損や金箔の剥がれ・変色の原因になりますので、避けて下さい。人形専門店によっては、鯉のぼりのクリーニングを承っている店舗もあるのでご相談してみて下さい。

ポール等については、汚れを落とし、乾いた布などで良くふき、矢車や滑車部分には注油してからしまうようにして下さい。

【資料協力】日本鯉のぼり協会

尚、十一回にわたって五月飾りに関する情報を掲載させて頂きましたが、この回で今年は最終となります。ご拝読頂き、有難うございました。

今後も季節のポイントで掲載することもあるので、引き続きよろしくお願い致します。

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